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日記と落書き。 一日一絵で毎日更新。
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2025/12/31 (Wed)
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2014/11/03 (Mon)
昨日と今日で東京に遊びに行ってきましたー。
昨日はつぶちゃんと会ってめちゃくちゃしゃべりまくってきた。それはもうノンストップでw何をそんなにと思うんだけど話題尽きなくてめちゃくちゃ楽しかった!早くまた会いたいなぁ。

そして11/2夜・11/3昼で里見八犬伝の舞台を観てきました。以下感想。

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まずお断りで…恥ずかしながら原典は未読です。感想・解釈は私の主観なので全然的外れかもですし記憶違いもあると思います。あと役者さんへのあれこれは決して否定的なものではございません。
2回観てすっごいいろいろ感じたし考えたのだけどなんせ文章で表現するのが下手すぎて語彙なさすぎて…自分メモ的に殴り書くので伝わらなかったらすみません。

そもそも八犬伝自体は本当に大雑把な概要しか知らず、なんとなく「名前に犬のつく選ばれし8人に玉が授けられ、なんか悪を倒す英雄奇談」みたいに思っておりました。1回目を観たあとにググったら原作はめっちゃ長いみたいであれこれアレンジ加えられつついろんな後作があるみたいですが元は完全なる勧善懲悪のようで。今回の舞台がどの程度原典に忠実でどこらへんがオリジナルや新解釈なのかはわからぬまま語りますが、私は漠然とヒーロー譚だと思って観てたので展開があまりにも悲しすぎて衝撃でした。無念が悲劇を呼びその無念を無念で倒し無念により救われる世って…無念すぎる(ゲシュタルト崩壊)。後半のひとりひとり死んでいくのが…それも本懐成し遂げて成仏というよりはみな無念を残したまま散っていく様が…その都度むせび泣いてたら顔がぐしゃぐしゃになった。作品の伝えたかったのはただの悲劇ではなくそれは必要な犠牲であり彼らの生と死には意味があり、その無念の死も後の世の明日の希望の源になるのだよ決して無駄な犠牲ではないのだよ、だと思うのだけど…だけど…つらすぎるだよ。無念によって救われる世って…犠牲で成り立つ平和って…ううんへこむ。犬士だけじゃなくて巻き込まれたり武士がゆえにだったり瘴気にやられた村人だったりちょっと死にすぎてつらい。なんかなぁ…作品にケチつけるつもりは全然ないんだけど、すっごく面白かったんだけどつらくて悲しくて悲しくて苦しかったです。このためだけに生かされていたのだとしたら、彼らの人生ってなんだったんだろう。この先信乃はどんな思いで生きていくのだろう。無念の想いを力にして、ってなんなんだろう。世を救うためなら多少の犠牲なんて瑣末なものなのだろうか。
などなどたぶん本来作品が伝えたいことときっと違うんだろうなってとこにひっかかりすぎてどうにも悲しかったです…すみません。なんかたぶんきっと私気づいてなかったり理解できてないんだと思う。上辺ばかりなぞってすみません。
でも作品を否定する気はホントになくって、すっごい惹きこまれましためちゃくちゃ面白かったです。見せ方がな…!話の展開や各キャラの関係や小さなやり取りなんかもすごいよかった面白かった。ラストも悲劇で終わらせなくてちゃんと伝えたい未来・希望みたいのは伝わってきました。ていうかもう…涙止まらん。どの役者さんの演技も本っ当に素晴らしくってお世辞抜きで感情移入しまくってしまって両日とも私も私の見える範囲の方々もみなカーテンコールではスタンディングオベーションでした。熱かった。
感動がうまく伝えられなくて悔しいぜ…。

こっからさらに細々な感想。
正直なところ玉ちゃんがお目当てだったのでした。初玉ちゃん!むっちゃ色っぽくてむっちゃかっこよかった!!むっちゃ巻き舌!!w毛野さんは女バージョンの色気や足見せやお歌もセクシーでしたが、やっぱり男バージョンが素敵だった!!あのですね、玉ちゃん客席通路駆け抜けてくとこがあったんですけどね、1日目私の真横走ってかれました…おおお!心臓爆発しかけてその後しばらく頭パーンしててばばりょさんのラストバトルが上の空になってました(´∀`)2日目でちゃんと観たよwいやもう…玉ちゃんむっちゃ素敵でした大好き。
八犬士の中では現八と小文吾が特に好きでした。現八は終始シリアスな話の中で唯一コミカルなシーンもあったりで笑わせてもくれました。房八に稽古つけるとこ、ここが日替わりのようですね。一日目は荒ぶる鷹のポーズで2日目はまた別のポーズでした(見覚えあるのに名前思い出せない)。一日目ではぬいちゃんに挿してもらったお花が落ちちゃって「おっとお花ちゃんが」って腰に挿しなおしてるのがめっちゃかわいかったです。一日目は角度で見えなかったのですが、あのお花ぬいちゃんの亡骸の手に握らせてあげてたのですね…もうこの房八・ぬいちゃんのくだりはつらすぎて悲しすぎて…。こういう話の展開上何の罪もない人が死んでいくのは耐えられぬのじゃ…。小文吾兄妹と現八の平和な未来パラレルがみたい。ラストの小文吾の弟妹の敵討ちに、共に残った現八、そして敵は倒せど悔やみながら死んでいくふたりがつらすぎただ…ていうかホントみんなのラストバトルと死に際の独白がよぅ…なんのために生きなんのために死んでいくのだよ…。
ところで親兵衛が真波くんに見えてしかたなかったwひらひら衣装が軽やかで王子様みたいだったよ。無感情マシーン。ばばりょさんはスタイルよすぎて、パンフでも語られてたけどあの長刀をスラリと抜けるのはすごいなと。父との確執、慟哭に胸打たれすぎた。だいたいこういうのって子サイドに感情移入してしまうのだけど、だってとーちゃんひどくね?そもそも初めから妻子捨てて伏姫に走る気満々だったじゃんこのやろう。とかね、思っちゃったね。天国で母上にさ、笑いながら一発や二発グーパン食らえばええんだわさ。そんで三人でまた笑ってくんろ。大角の丸山さんは一日目「津波にさらわれて」のとこを盛大に噛んでらして、きっと悔しかったろうなぁ。2日目めっちゃドキドキしながら見てしまった。この方もスタイル良いね背高くてすらっとしててアクションきれいでした。村井さんの荘助もはまり役だなと思いました。感情のごちゃごちゃが。あと他の方みんな語りたいんですけどちょっと疲れてきた…すみません;みなさん本っ当に素敵でした。女性陣もすごかった!
あと殺陣の迫力!一対一も大人数で舞台いっぱい使ってもすんごい迫力で…!それぞれに武器の形状も違うから構えも立ち居振る舞いもみんな違ってめっちゃくちゃかっこよかった!!敵方のアクションも本当にもう…殺陣すごい。目が足りなかったよー誰が何してるのか全部見たいー!

おおん相変わらず支離滅裂ですみません…どんどん雑になってってる。あれこれ複雑で必ずしも楽しくはなかったのですが、それでもめちゃくちゃ面白かったし引き込まれたし、可能ならもっと何度も観たいってくらいすごく好きでした。お話、演出、そしてキャストのみなさんの素晴らしい演技、最高でした。観に行って本当によかったです。千秋楽までどうかみなさん怪我なくこの感動を伝えていってほしいなと思います。ああまた気になる役者さんが増えてしまった…楽しい。
玉梓の無念と八犬士の無念、運命と犠牲と救いってなんだろなってちょっと真面目にな。九つ目の玉の字はありきたりだけど「希」だといいなって私は思います。
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